キューバ一日目 はじまり
キューバ 一日目
NYの雑踏から離れて、キューバへ。
一日目、まず思ったのは
自由。共産主義のよさと、悪さ。。
パソコン買うために必死で働いたり、
月収26クック Wi-Fi使うのが1.5クックで一時間
政府のために働かないといけなかったり、
海外にいこうとすると足を引っ張られる
でも、パーテイは格別、みんながみんな踊れて、出会いを求めてハントしあっている
そして、確実に
アフロとスペインの、ミドルな文化
そんな感じでパーテイ文化にはほれぼれ、人のアイデアにもほれぼれの私です、
る
今終わってみてみると簡単に政治のこと口にしていた自分の未熟さよ。。。26クックというのは補足しておきますと大体2600円くらいかな、、彼らにとって大体一時間150円くらいのwi-fiカードもすごく高いのです。ちなみにオバマ政権がオープンにするまでは、大体5年前くらいかな、まではwi-fiすらもなく、プライベートビジネスが禁止されていたような。
私が驚く、今でもだいぶオープンになったようです。
キューバ 二日目 いきなりホームシック
Organizerの町案内もおわり、今日から一人になった、初めてNYから離れたことを実感した。Wi-Fiとかもすごく限られてるこの島で、NYの大好きなセッションも、友達も、大切な人もみんななくなった気がした。
NYはもう遠い街で、私は今言葉も通じない、知り合いもいないこの街で一人で立っている、そんな気がした。
NYとキューバ、土地的にはそこまで遠くないのにキューバの海の前だと、遠い遠い場所にいて、私はぽっつり海岸に腰かけている。
すごく寂しくなった。私ここでなにしてるんだろう?
日本にも友達がいるのはわかっているけど、それでも彼らは二年前とは変わっていて、自分も変わっている、家族は常に支えてくれた。
二年離れた島、日本にに帰るのもやはり少し怖いと思った。
なにもないなー。自分はcosmopolitanismだ。
海岸の空を見ても涙がでた。海岸に迫る波を見ると心が押しつぶされそうになる
大きい空と海の前には自分が本当にちっぽけになる
涙はとまらない、NYが恋しい。大切な人が恋しい!
それでも、世界は美しいとおもった。
まだまだ、自分が思っているより世界は広い。この旅はNYを終わらせて、次のステップに進むために大切なんだと思う。私の知らない世界。
見てみたい。みてみよう!
一か月やるだけやろう!
うん、スペイン語!
その後、一人で大きな部屋に泊まるもんだから、さみしいさみしい。
泣きながら荷物を整理する。
音楽はStievie WonderのDon’t you worry ‘bout a thing’.
でも人間泣きはらすとすっきりする!
うん、大丈夫よ!まゆ!しっかりやろう!きっと全部うまくいく!!
きっと、きっと全部うまくいく!!
明日も頑張ろう!
この写真は私が住んでいた家の写真です。Artist residency (アーテイストの為の家)この家はキューバのアーテイストによって運営されているため、今回なるべく、地元の方に近い生活が実現したわけです。
Day3 キューバのなかへ
少し楽しめてきた。
今日は食べ物にありつけた。作るよりも、買ったほうがいい、食べ物は食べ物の人に任せる
そんな感じ。それに、食べる場所にはコミュニケーションがあってそれはすごく楽しい。
その後のルンバクラスはすごく楽しかった。海が近くて暖かいキューバならではの包み込むような動き、楽観的な、動き。
自分の練習も始めた。一人で踊るって、一人でこんなところで練習していることに、世間からはみ出ていることにすごく罪悪感とかいろいろ感じて世界から取り残されているような気持になる、一体いつの間にそんな風に教育されたんだろう。じゃあ、みんなのなかでせっせせっせしてても、自分のなりたいところへはいかない、それはもう知っている自分の目標は自分だけが知っている。一人でしないといけないことがたくさんある。向き合う時が来たな、、案外この一人で過ごすことに案外不安を覚える、自分がいる、でも今が大切。自信もってやればいい
着実に自分だけの道を模索しよう。
その後、一人で頑張って、Hotel Floridaに先生おすすめのダンスパーテイへ!
みんなに助けてもらったけど、よくいけた!自分!!
ドキドキしたけど、アメリカ人(白人)の多さにびっくりした
そしてキャバクラみたいな役割のキューバの姉ちゃんたちの多さにもおどろいた。
アメリカ人のおっちゃんに君に、寿司でも、クルーズでも、ケーキでもなんでもあげるよって、私もキャバクラの姉ちゃんの一環に入れられたけど、キューバ人が水も、食べ物も限られてるのに、なんで外国人のあなたが、寿司くえんねん!と思って腹だった、触ってくる割には踊れてないし。
平均月収が26$くらいのキューバ、、外国のリッチな人が、簡単に姉ちゃん買えるわけだ。キューバということを理解してほしいけど、今この第三次産業にすごくキューバが養われていることは確かやな、、複雑。
Day4 国のちがい。
キューバ四日目、いろいろ生活するのが大変、もう楽しみなのはダンスと出会えるおいしいものくらい。
まず第一に、、水がなくなった、、キューバでは頻繁の水道の管が壊れるという、シャワーも歯磨きも、桶から水すくう桶シャワーになった、、もはや、フィリピン以来懐かしい
そして、ドアを開けるとエアコン(珍しくACは完備)からすごい水が注ぎ落ちている、、、OMG!シャワー水がないのにこっちでは水が注ぎ落ちているではないか、、。
あー。やっぱりエアコンがちゃんと機能して、水道から蛇口が出て、友達のメールがすぐ見れて、そういうあたりまえって本当はすごいことなんだな。。
文明がそうしてくれたけどまだまだそんなんが当たり前じゃない国がたくさんある。
それなのに、外国人のお金持ちが、別荘をキューバに立てて、水を大量に使って、食べ物を食べて、トイレットペーパーも使いまくって、かわいいキューバの女の子を買って、なんか、不公平だと思てしまった。第三次産業に頼るキューバだけど、外国人がどかどか入ってきて、なんかするのはなーー。私も外国人なんだけど、観光客用だと、少し高すぎるので、甘えて人民ペソで生かしてもらってます。
自分の生まれた環境の違いを感じる。今まで行かせていってもらったところはまだインターネットは完備で、シャワーも出た、(フィリピンを除く)そして何よりも、ヘルプしてくれる現地人がそばにいた。。今回はまったくもって一人やからなーーー。
でも、気を抜こう、桶の水でも人間は体を洗える。エアコンがなくてもいいだろう、インターネットがなくても人はコミュニケーションできる。
生きるってシンプル
食べて、動いて、出して、寝る!
今日、朝食べた5ペソのサンドイッチに、フルーツジュース、昼におじさんたちと立ち食いした定食みたいなん25ペソ。夕方に飲んだ濃いコーヒー、夜に食べたハンバーガー24ペソ。おいしかった!!
こちらは、毎日フルーツジュースを作ってました。グァバと謎の星型のフルーツと、混ぜるとうまいんですよねーー。
コーヒーはエスプレッソしか飲みません、、濃いコーヒーがこの街にあうんですよねーー。もちろんアイスコーヒーなどありません。
こちらほぼ毎日食べていた、食事たち、毎日、こういう感じの食事か、ピッツア(具なし)か、スパゲテイ(具なし)、あとはハンバーガーとかしかありませんでした。
そしてダンス!ルンバ!朝、スパルタに踊らされ、先生に楽器教えてもらったり、
夜、ダンスパーテイで踊ったり、夜中タクシー取れず、歩いて帰ったり、
今日の夕日を見れたのも最高。きっと人生は緩めに構えていったほうがいい、どうにでもなる。変な文明慣れはいらない、素直にただ生きよう、簡単だ。
Day 5,6 キューバ疲れ
5日目は私にとってとっても重要な一日だった。
コンテンポラリーアート組織の人たちと話すことができた、そこですごく思ったのは、この二つの対局な島で何かできないかということだ。話して思ったのが、この国の人が自国の良さを見直せない、自分の良さが見ることができないから自国の文化が守れない。
今思えばよくこんな大口たたけたな、、、
キューバは日本から来た私にとって、素敵だと思うところがたくさんある、音楽があって、踊りがあって、気候が暖かかくて、人が少しおっとりしている感じがする。
フィリピンにいっても思ったことだけれども、自国の良さは外に出てみないとわからない。
なにか、こっちのArtistできないだろうか?自国の違いを見直すような作品が作れないものだろうか?
Artが素晴らしい。音楽やダンスは私にとってすごく感情的なものであるし、その人だけの言語で表現するものだと私はおもっていて、その個人の言語には、もちろんその人の個人としてのフィルターはあるとしても、案外個人的なものも多い、キューバの人の個人とワークするのはすごく面白いことだと思う。
さて、どうしようか、まず、私がここにいる間に1アクション起こさないと、、、
キーはあのアート組織の所長がつなげてくれるアーテイストやな、たとえ今回はつながるだけでも、ぜひ、このプロジェクトは実現させたいと思う。
二つの大局的な国が持つ良さと悪さ。
今思うとこのアイデアすらも未熟だ。。
そして、キューバ六日目の土曜日にミュージアムへ
1980年代の作品を見ていて、キューバのカラフルさが出ている、ここはうまく文化を混ぜている。そして、政治的なものが多いように感じた、この国にはアートにするソースがありすぎる。
歴史がすごく動いているし、いろいろなアフリカの聖なるものや、スペインの聖なるものが混ざっている、アート三昧。
んーー。何かしたい。何か作品を作りたい。
今度、所長さんに会うまでに、企画書とアイデアを練って提出してみよう。
(その夜、パーティ帰りで続きをかく)
思ったのは日本とすこし似ているなと思ったのは、この国人が少し、閉鎖的であるように感じられた。共産主義で、CUC と人民ペソの二つの経済を同時進行させているキューバ。その時点で少し、外国人とキューバ人というのが出てしまう。ダンスパーテイではなかなか、日本人はもちろん、アジア人を見かけない。私がいくとチノー!と叫ばれる。アジア系=チャイナという考えがあるらしい、でも、そこですら疑問が持てる、、チャイナがなんで?とかそういうのではなくて、ほかにもいっぱい国あるやん!って思ってしまった、アジアですら、日本、韓国、タイ、ベトナム、台湾、シンガポール、その他もろもろ、いっぱいあるのに、なんでチャイナとしか見ることができないとか、、視野が狭すぎるのではないか。。。
日本人が、黒人や、白人を見ると外国人や、、と思うのと同じ感じでこの国には島国特有なのか、外国人や、という目がある。
後は、観光客の白人のきれいな姉ちゃんたちが、ダンスパーテイで完璧に男に引っ掛けられてるんか、引っ掛けてるんかわからんけど、とにかくチャラいというか、軽すぎるというか、、そして、白人のおっちゃんたちが、キューバの姉ちゃんたちを買っている。
島国でインターネットが限られていたり、教育が整っていない、国から出にくかったり、英語があまりしゃべれなかったり、キューバという国のなかで盛り上がっている。ちょっとした、楽観主義的、、、なので、人々はパーテイなどの瞬時のExcitementに流れている気がする、
パーテイでは私の物珍しさから、白人のおっちゃんも、キューバの男の子も結構狩りに来る。
キューバの男の子と話していたら、毎日その同じクラブに入り浸っているような、、
そして、、その子がすごく迫って生きたので、これはやばいと思い、普通にかわしたら、もう踊ってくれなかった。。おい!それが目的なのか、、全然そんな流れでもなかったのに。。
どこに行っても、ラテンミュージックがかかっている、英語の音楽をなかなか聴けない、、なぜだ??もう少し、ちゃう音楽見てもええんじゃないのか。。
いや、でももっといろいろあるはず、今日のお昼に見たミュージアムの展示は実に関心深いものであった、文化を否定しているんじゃなくて、もっと意味を見出したい、きっと、踊ることの意味を追求しているアーテイストがいるはず!
きっともっと会えるはず!いろんなキューバに、キューバのアーテイストにもっと会えるはず!もう少し、広い見解を持った人が私には必要だ。んーー、いろいろ気づいた一日だ。
まだ、知りもしないキューバのことをよくここまで語れたなーと帰国後の今反省しております。