今回はスイス留学で簡単にではありますが、何をしたいのか書きますね。そのために、20代前半でいったアメリカ留学とは何が違うのかをちょっと、時の流れを入れて書いてみました。
アメリカ留学では2015~2017(当時大学卒業したて)
昔はアメリカに特定のテクニックを学びに行きました。(モダンダンスやハウス等)
20代前半でいった留学は、向こうにHow to dance(ダンスの踊り方、要はテクニックや基礎)、What is dance generally or academically(ダンスって一般的に何?そして、学術的に何?) という目的だったのです。アメリカはダンスが大学の学部に普通にあるし、ダンスが社会的に認められていると実感したからです。そう、その時の留学は、まずは、今までダンスをアカデミックに学んだことなかったから、きちんと、ダンスの歴史や、ダンス自体を学びたかった。そして、それを2年半かけて私はできたと思っています。私が学生ビザを取ったぺりダンスやグラハムスクールではそういうのは、あまり学べなかったので、自分でいろんなコースを取りに行き、話を聞きに行きました。
日本では2017~2024
その後、2年間半の留学を終え、学びきった後日本に帰国しました。(日本帰国後も、あきらめきれず、駄々をこねて、どうしても受けたい、WSや先生のご招待で、何回かNYへ戻りましたが、、😅)
そして、日本でそのアプトプットをし、自分が学んできたダンスを整理して、いったい私が何をつたえたいのか?私にとって踊りとは何なのかを考えたのが、日本で行ったことです。
日本では、今まで学んだモダンダンス、ジャイロキネシス、ハウスダンスをダンススタジオや、フィットネスで教え、学んだ本質を理解しようとしつつ、ほぼボランティアで自分のリサーチとして、創作ダンスを教えてきました。
そして、周りに、アドバイスをもらい、時におこらえたり、やっていることにツッコミを入れられたりしながら自分の本当に伝えたいこと、そして自分にしかできない強みを見つけていきました。
ヨーロッパ調査期間2023~2024
2023年夏から、ヨーロッパに行けないかをリサーチ、アーティストレジデンスや、自分の作品を持っていき、評価や、アドバイスをもらい、自分の可能性をリサーチ。
そして2024年秋から
今スイスで、私が行いたいのは、今私が提唱する「イキイキダンス」そして、アートステートメントである、「老若男女が自発的にイキイキする空間をダンスで作る、Creating Spontaneaous lively space through dance」という自分の主張に基づき、アウトプットの勉強をしたいと思います。
今私が学びたいのはこんなことなのです。
・どうやって人のイキイキ(健康的、躍動的、元気、その人らしい)を引き出すのか?
・舞台の演出方法。
・プロジェクトの運営(マネージメント、ファシリテート、計画、助成金資料書き方)
・アートを社会にどう導入するのかの
日本でもできそうと思いますが、活動してみて思うのは、やっぱりあっちの方が、私のやりたいことに近い活動がきちんと社会に導入されているというところです。
ボランティアとかだけではなくて。
私の行く大学院では、比較的実践的に自分のテーマに沿って活動できるので、とても楽しみにしています。
日本で教え切れなかったこともたくさんあるし、自分の伝えたいことがうまく行かず、なかなか、歯がゆい思いもしましたが、続けてきたことだけは確かです。
あ~すればよかったのにな~と今思えば思うこともたくさん。
今、あの時のあんなことや、こんなことがあるから、ここにいるんだろうな~って思います。今いる自分の居場所に全く不満もないし、本当に一分一秒が楽しい日々だったことを実感しますが、更に飛躍する波が来たのだと考えております。向こうに行っても、まだまだエネルギー全開で取り組まなければなりません。私は今まで、走ってきた中でたくさんの人に応援してもらいました、メンバーは変われど、走る私にいろんな人が関わっているのは事実です。今後も、目標や、踊りに対する思いは一切変わりません。
今後とも、ブログでいろ色発信していきたいと思っています。
どうぞ、今後とも白井真優をよろしくお願いいたします。